不動産の基礎知識 競売ドキュメント競売参加15
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*競売ドキュメント 俺は務所帰りや。お前か! この家を落札したのは?15
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「権利証と事後確認」


待ちに待った登記済み(権利証)が裁判所から山田宅に郵送されてきた。民間の権利証に比べお粗末

な感じである。

登記嘱託書(役所が登記申請した場合は、申請書といわず、嘱託書というのである)それも差押抹消登

記、抵当権抹消登記、所有権移転登記の3登記が1つの嘱託書で申請されている。

最後には法務局の「登記済」の大きなハンコが押されていた。

それでも権利証は権利証である。ついに競売物件が自分のものとなった。山田は、しろうとではあるが、

なんとかここまでこれたことに自己満足していた。

翌日、山田は法務局へ行って、競売物件であった土地と建物の登記簿謄本の交付を受けた。差押、抵

当権の登記が抹消され、所有者として山田の名前が記載されていた。登記簿も間違いなく山田の名前

であり、山田の住所も間違いないことを確認した。競売物件が自分の所有になったことを確認し安心し

た。




「解説」

山田が、土地と建物の登記簿謄本の交付を受け、差押、抵当権が抹消され、ほかに権利関係の登記が

なくきれいな状態であること、所有者の住所氏名が山田の住所氏名に間違いがないか確認する行為は、

競売物件だけに限らず、どんな場合にも必要です。

このことを事後確認(登記が終わったあとの確認)といいます。権利証、申請書では間違いないが、登記

簿では間違っていることがあります。登記官も人間ですから、間違いもたまにはあります。

このとき間違いを発見し、申請書なり権利証を見せて、その旨法務局に申し出れば、何の申請もなく訂正

してくれる可能性大です。

ある程度の期間が経過してからでは、法務局側の記載間違いであっても、訂正の申請書を出してくれと

いうことになります。費用なり時間がかかることになります。

登記が終れば、お金儲けと思い、必ず事後確認をしましょう。 

 (競売ドキュメント競売参加16に続く)

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